ー 光天井の誕生 ー
マンションのリノベーション(リフォーム)計画をするときには、まず家具の配置から検討を行っていきます。日本のマンションは、家具の配置はほとんど考えられていないのが現状なのです。 家具の配置と、間仕切り壁の配置で、空間のつながりを調整していきます。 ここではダイニングとリビングキッチンの関係を一室ながらもコーナー的要素でブロック分けをしています。
また、狭ければ狭いほど収納計画はシビアに行っていきます。一番重要なのは衣服関係と台所用品でしょう。そして家庭の書類関係、オーディオ関係、本類・・・・・・書き出せば切りがないほどあります。 手持ちの量と、使い勝手を考慮しながら決めていきます。使いやすく美しい収納を考えていきます。 そして設備なども含めてまとめ上げるのですが、狭い空間であっても広く感じる工夫を行うのです。 余分なものは取り払います。間仕切りであっても収納であっても、使いやすいように形状を変えて行くのです。
姉小路の家では、リビングダイニングの天井を全面フラットにして、アイストップを無くしました。 天井高さは2m30cm足らずなのですが、何もないので高く感じます。壁と天井は珪藻土塗り、床板や家具はメープル(主に無垢材)でとても上品な居心地の良い部屋に仕上がっています。
光天井(フラット天井)
LDK空間拡張
自然素材
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