北側に太陽光パネル、南側に親世帯の暮らす母屋、かつて古い農家住宅があった所が今回の計画地で、太陽光パネル に影を落とさず、母屋からの適切な距離をとるというのが課題。
3人のワンパクボウズと、多くの生き物たちが家の廻りをウロウロと、時にはワイワイと過ごす場を色々とちりばめたいと考えた。
登れば遠くの景色が見える土手、その中をくぐる土管のトンネル。くぐれば外から中へ。たたずめばひんやり、しんみり。
土手は中庭と外庭を分け、もともとの大きな敷地から自分達の領域を切り取り、囲われた場所と拡がる場所を作り出す。
中庭へつづくエントランスのピロティは、昔のいえの縁側の下のような、土間のような場所。虫かごをおいたり、雨を眺めたり。 ただの入り口ではなくて、活動の場。なにかの居場所。
これからどんどん増えていく生物たちと、一緒に暮らしていくご家族の日々が今から楽しみです。
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