敷地は国道の直線沿いなので通り過ぎてしまう可能性があり、意匠的に人の目を引く必要があるが、阿蘇の景観を損なわないようデザイン上配慮した。
道路側に面した壁は杉板を貼ってこげ茶色で塗り、玄関部分の壁はシックイで仕上げ、アプローチには沢山の植裁とマクラ木を敷いて、植栽の緑とこげ茶色と白色でコントラストをとりシンプルでモダンな雰囲気に仕上げた。
パン売場の横にはイートインできるカフェコーナを設けた。
敷地は三角形に近い不整形で、南側は一面田んぼで初夏の田植えに始まり、夏は緑豊かで涼しく秋の収穫の頃は黄金色に輝き、晴れた日にはその奥に阿蘇中岳の噴煙が見え大自然を楽しむことができる。
カフェコーナーはこの素晴らしい自然を満喫しながら食べられる位置に配置した。
パン売場とカフェコーナーには丸太や化粧梁を現し、カフェコーナーの床の高さは売場より高くし、売場より目線が高くなり落ち着いて食べることができる。
カフェコーナーの前にはデッキを設けアプローチの庭ともつながっている。
デッキには下屋を設けカフェコーナーに光が入り過ぎないようにした。
阿蘇市内牧 パン屋のベーカリーゲンキさん、焼きたてのパンを買ってカフェコーナーでジャージー牛乳たっぷりのカフェラテを飲みながら阿蘇中岳や田園風景を眺めてほっと一息しませんか。
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