敷地は、緑多く閑静な住宅街にある、既に子供達は自立したご夫婦の為の住まいです。
日本古来のどっしりと安定感のある建物にする為、道路から1m近く上がった敷地の道路側半分を掘り、道路レベルから建てることで、周囲より低く見えるようにしています。また、低い部分を重く、高い部分が軽く見えるえるように、下部をコンクリートの塊、上部を軽快に見えるような深い軒の屋根で表現し、軒の陰影がある重厚感のある佇まいとしました。
建物は、周囲の視線を気にすることなく、光や風を建物内に導けるように、中庭を中心としたプランとしています。中庭には、一円玉に描かれているとされる木で、神社などで見掛ける、おがたまの木をシンボルツリーとして植えることになりました。各部屋の配置をはじめ、徒歩や車での帰宅、来客の動線も中庭を中心として計画しています。帰宅した時や各部屋の窓から、それぞれ趣の違うおがたまの木が、四季を通して目を楽しませてくれます。
・中庭を中心にした家。どの部屋からもシンボルツリーが見えて楽しい!
・木製の全開サッシを戸袋に収納すると内外が一体になります。
・深い軒の屋根の美しさと重厚感のある和モダンの佇まい。
住宅街では窓を開けると隣の家が直ぐ近くに…。ということは良くあります。その解決方法のひとつが中庭形式です。外部からの視線を気にすることなく、採光や通風を得られます。各部屋からそれぞれ違う趣の緑が見え、四季を通して目を楽しませてくれます。
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