ジョホールバルは、シンガポールの国境沿いに位置するマレーシアで2番目の都市です。
この場所でサッカー日本代表は1998FIFAワールドカップ初出場を決めました。
その「ジョホール・バルの歓喜」から20周年を記念してこの計画が始まりました。
当時の使用されたスタジアムの一部を改修し、ギャラリーを作る計画です。
このギャラリーは”JAPAN SIDE GALLERY”と”JOHOR SIDE GALLERY”の二つの展示室があります。
“JAPAN SIDE GALLERY”はメインの展示室になり、様々なイベントや展示に対応できるように、
天井高を可能な限り高くパンチングメタルの天井とすることで、開放的なギャラリーとしました。
天井の奥にうっすらと既存のスタジアムの躯体が見えるようにベース照明を間に計画した。
“JOHOR SIDE GALLERY”は、既存の設備ルートに加え、増設の設備ルートも兼ねているため、
天井高を抑え、”JAPAN SIDE GALLERY”を囲うように通路型の展示室としました。
“JAPAN SIDE GALLERY”の記念展示は試合のハイライトに合わせて写真を配置し、
順路を巡りながら、当時の記憶が湧き上がってくるように計画しました。
このギャラリーは展示だけではなく、様々な講演やイベントに使われます。
20年前の記憶を巡りながら、文化やスポーツの交流を通して、
日本とジョホールバルの架け橋になってくれればと思っています。
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