軽井沢の追分地区に建つ別荘。地域の条例や冬期の雪対応として、また都市部とは違う別荘らしい水平的な広がりを確保するために大きな屋根を持つ計画とした。
屋根は特殊なパネル材を採用することで構造部材の少ないすっきりとした天井面を造るとともに、広い軒下空間を確保している。L型の平面形状の角部分にキッチンと階段を設けることで、リビングとダイニングゆったりとつながるようにしつつも、緩やかな傾斜のある外部との高低差を際立たせる大きな窓を設けることで、各エリアが異なる雰囲気を持つような計画としている。
(木島千嘉建築設計事務所と共同)
軽井沢の別荘
木立のなかで都市部とは違う水平的な広がりと、大屋根のつくる開放的な空間
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