部屋からは建物の足元が見えないので、まるで木立のなかで浮いているような空間となりました。
そのからくりは・・・
建物の下には小川が流れていて湿気が斜面を這う様に流れる場所なので、4つのコンクリート基礎で建物を持ち上げ、丁度橋桁のように木の箱が乗っているかたちになっています。
この立ち上げた基礎は、湿気対策に有効なだけでなく、箱型コンクリート基礎にすることで限りなくコストを抑えながらも、ひとつずつの高さを調整することで、1.8mある土地の高低差を解消する役割も担っています。
基礎形状の熟慮で、木々に囲まれた空中空間を創造しながら、土地の高低差・湿気対策・コストをクリアすることができました。
資料請求にあたっての注意事項