障害のある方々が芸術・創作的活動により活躍する鎌倉市由比ガ浜のアトリエ。室内をバリアフリー化したり地域との関わりを増やしたいとの思いからリノベーションに踏み切りました。
壁を取り払って三部屋から一部屋にし、段差を撤去。利用者が顔を合わせながらもそれぞれの作業スペースを確保できるようになりました。
席の上部には作品収納用の吊り戸棚と明るすぎないダウンライトを設置。中央の新島ガラスのペンダント照明と合わさった優しい光の下、集中できる空間をイメージしました。
大きな窓とガラス戸で部屋全体が明るくなり、地域にも開かれたイメージに。それでいてウッドデッキにより前面道路と適度な隔たりを持っているので、視線を気にせず作業ができます。ウッドデッキはスロープを設け、車椅子利用者を含む全ての利用者の負担をできるだけ少なくしました。
全体をシンプルに作ることで空間が広々とし、外部の人々向けの展覧会やギャラリー等活動の可能性が広がりました。
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