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計画自体は一度スケルトン状態まで既存の内装を撤去し、そこから内装仕上げを一からほどこしている。基本的に大きく間取りを変更をすることは難しかったため、既存の間取りを活かしつつ、今回1つのテーマとしてなるべく様々なテクスチャを用いて仕上げることを目指した。©SHO SHINDO ARCHITECTS | RR-HOUSE
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真銅祥一朗 建築設計事務所
計画自体は一度スケルトン状態まで既存の内装を撤去し、そこから内装仕上げを一からほどこしている。基本的に大きく間取りを変更をすることは難しかったため、既存の間取りを活かしつつ、今回1つのテーマとしてなるべく様々なテクスチャを用いて仕上げることを目指した。©SHO SHINDO ARCHITECTS | RR-HOUSE
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│ 様々な素材に囲まれゆったりと時間が流れる空間で

神戸市東灘区、阪急御影駅より山側に上がった場所にある住居である。
山と海に挟まれ都心にも近いこのエリアの住環境はひじょうに良好である。
専有部分は2層からなるメゾネット型をしており、マンションとしては広めの150㎡程度の面積を持つ。室内から大きな雑木林が目に入ることも好意的に受け止められた。またメゾネット型をしていることは住居部分と事務所部分を分けるのに都合がよかった。
計画自体は一度スケルトン状態まで既存の内装を撤去し、そこから内装仕上げを一からほどこしている。
基本的に大きく間取りを変更をすることは難しかったため、既存の間取りを活かしつつ、今回1つのテーマとしてなるべく様々なテクスチャを用いて仕上げることを目指した。
LDK、廊下、水回りの床にはタイル、居室にはフローリングを。壁には鉄板やステンレス、石貼り、数種の左官壁、特に木目の模様をスタンプする手法はアクセントとなった。天井にはモルタルや木パネル、特殊な木毛セメント板などを用い貼り分けをおこなっている。
また狭いながらもベランダスペースをデッキ貼りとし、プランターや大きめの鉢を使って可能な範囲で植物を沢山持ち込んだ。今回一番の収穫はマンションでも確実に自然やグリーンを感じることができることであった。

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真銅祥一朗 建築設計事務所

真銅 祥一朗

設計事務所会員
設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
通常営業中です
竣工年
2017
部屋数
4
家族構成
夫婦(子供あり)
構造
RC造
延床面積
100㎡〜150㎡未満
予算帯
700万円以上〜1000万円未満
所在地
兵庫県
ロケーション
郊外