光と影・明と暗の対比する空間は、通過するときに受ける印象の変化を与えます。この変化が淡白な空間を通り過ぎるときよりも、時間の経過は同じであるのに、移動の感覚・奥に入るという認識をより感じさせると思うのです。
この認識を使うことにより、空間の移動と場所が変わることの印象を強く感じさせ、より深みのある、奥行きのある強いては広がりのある空間を演出することができるのではないかと考えます。
個人的な感覚かもしれないのですが、家という空間は安堵の空間と捉えています。仕事や学校などで日々、外へと出る方がほとんどと思います。外の空間は、慣れているとはいえ緊張が伴うものです。外から家へ戻ったとき、ほっとする感覚はないでしょうか。それが家であり家族の空間であると思うのです。
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