コロナ電気新社屋工場は茨城県に建つ鉄骨2階建ての建物。東北大震災で被災した築50年の建物を2期に分けて解体し生産を続けながら新築工事を行う工程。建物は医療機器を組立てる中央の製造エリアを中心に、回廊を介してオフィス機能が周囲にUSBメモリーのように取り付く計画。北側に向けたハイサイドライトを持つ波型の屋根は、建物中心に規則的に並んだ支柱と周囲を取り囲むUSBによって支えられる。大空間の空調システムは、クリーンな空気を保つためのフィルターを介した効率的な旋回流式とし、また補助暖房としての床暖房も配備している。オフィスエリアも含め、見通しの良くコミュニケーションのとりやすい工場計画。
bewsへの設計協力
構造設計:佐藤淳構造設計事務所
設備設計:システムデザイン
ランドスケープ:hondaGREEN
施工:東鉄工業
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