”自然を楽しみたい””有事の避難場所も必要?”最小限の広さ、ローコストの山荘獲得へのチャレンジです。
この場所に居ることが楽しい、心地よい!居楽。
山房は軽井沢の”離れ山房”から勝手に頂いて”居楽山房”と名付けました
厳しい自然環境から身を守る空間の確保ミニマムな山荘を造るだけで良いと決断したものの客人を招き皆で楽しむ場が必要です、しかしなかなか取りにくいのが現状です。かつて山下和正氏作の河口湖に建つ伊藤隆道さんのセカンドハウスを見た折小さな住宅でダイニングキッチンに接して囲炉裏状の小さな空間が印象的でした。そんな楽しめる仕掛けを工夫しようと考えておりました。
幸いこの敷地内に15年ぐらい前に建てたキャンプ場のテント小屋をイメージした構造でセルフビルドした建物が有りましたここを囲炉裏小屋とすることで客人と楽しむ場、本来の生活の場を分けられると安心して小さな生活空間を造ることに専念することができました。
正直15坪で人を招き入れる空間は作りにくい?薪ストーブの周りには家族等ごく親しい人たちとはいい狭さかもしれませんが始めて見えたお客様との距離では近すぎる気がします。
生活出来るようになって一年経たないのでもう少し様子見です。
自然との境界線は建築的に結構厳しいこともありますがどう折り合いをつけるかゆづり合いながら経験していこうと思っています。コスト的なこともあって出来る工事は自分で作るセルフビルドです。自分で作るとはやり直し、訂正が出来るので安心ですが肉体との戦いです。
でも住まいは買うものではなく作るものだを実感した建築家の別荘です。
暖かくなったらオープンハウスしたいと思ってました、お金ができたら少し工事をするといった進め方なのでなかなか時間とお金が揃いませんがもう少し完成してから見ていただきたいかな!
風、雨、風で揺れる木々の音、夜の真っ暗な中では怖いです。
ここで見た生き物勿論毛虫からですが窯ドーマという謂わいる便所コウロギの大発生、そしてカメムシの昆虫類から蛙、蛇、蜥蜴の類、猪、可愛い小鳥、リス、細い枝をかじる見えない敵、少し様子を見ないとなんとも言えない緊張感のある生活です。住める状態から10ヶ月めのレポートです。建築家
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