



















このPROJECTは、市場に出回っている中古の戸建住宅を購入し、私たち設計事務所がリノベーションを施した後に、再び世の中に再販して送り出すという事業です。
私たちは、「西原の住宅」の立地がもともと持っている採光・通風という住宅に必要な基本的価値を最大限生かすように、プラニングをしました。
既存の「西原の住宅」は、コンクリートの地下1階の上に木造の箱が2層載っているという構成です。
世の中のほとんどの3層の住宅のプランというのは、各層でそれぞれの部屋や層のつながりがなく計画されています。それでは、同じ家の中で家族がバラバラです。
われわれは家族の個人のプライバシーを尊重しながらも家族としてのつながりを意識させるため、それぞれの部屋に個性(さまざまな仕上げ)を持たせ、立体的な入れ子、あるいは家の中に部屋という箱を積み上げていくようなデザインに辿り着きました。
リビングは杉の箱、ダイニングキッチンはモザイクタイル、個室は白のEP塗装、ガレージルームは木毛セメント板・・・、そんな個性的な部屋たちをニュートラルで無機質なモルタルとベニヤの住戸の中に散りばめました。
「西原の住宅」は、家族のそれぞれの個性を尊重しながらも家族という枠組みをより強く意識するデザインでリノベーションした住宅です。
①仕上げ
すべての部屋の仕上げが違います。
②土間
玄関土間がそのまま2階へと続きます。
③趣味部屋
ガレージ横に趣味の部屋を設けました。
街
土間が道のように住宅の中を巡り各部屋を繋げ、家の中に街があるようです。

企画:株式会社リビタ
担当:源真希(元スタッフ)
構造:KMC 蒲池健
施工会社:コムスタイル 榊原隆