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記事作成・更新日: 2021年 8月 6日

それぞれの暮らしを大切に!完全分離型二世帯住宅の建築事例5選

それぞれの世帯が独立している完全分離型の二世帯住宅。同じ敷地内に暮らしながらも、それぞれの生活を尊重し、プライバシーを確保することができるので人気です。

そこで今回は、完全分離型の二世帯住宅の建築事例をSuMiKa編集部が厳選しました。理想の住まいを考えるうえでのヒントにしてくださいね。

1:鳳の家

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中庭を挟み込むように建てられた和モダンの二世帯住宅です。

吹抜けや勾配天井などを採用し各居室の天井を高く作り、中庭に向けて大開口サッシと床と同一レベルのウッドデッキテラスとすることで、平面的にも断面的にも開放感と広がりを感じ取れる間取りとなっています。

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大人数でのバーベキューも難なく楽しむことができる広い中庭が、両世帯の生活をほどよい距離を保ちながらもつなげています。

さらに建物の裏側には、縁甲板と御影石であしらわれた浴室と信楽焼の壺湯から高級旅館のような雰囲気で季節の木々を眺めながら入浴できる非日常空間も楽しめます。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:300㎡以上

・予算帯:5,000万円以上


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2:小さな庭を散りばめた 二世帯住宅 [逆瀬川の家]

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落ち着きのある閑静な住宅地に建つ二世帯住宅です。建物をブロック状に分け、親世帯・子世帯住居をそれぞれ分けています。

敷地に対し建物を斜めに配置することで、“ひだ”のような奥行き感をつくりだすとともに、ずらすことで生まれる小さな庭をたくさん設けています。街を一望できる屋上テラスも魅力的です。

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互いの世帯の気配は感じつつもプライバシーを確保するため、隣家との視線をずらし、視界に入る風景などを意識し、丁寧に窓を設けています。


【事例詳細】

・構造:木造(全般)

・敷地面積:200㎡〜300㎡未満

・予算帯:4,500万円以上〜5,000万円未満


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3:光庭を共有する二世帯住宅

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通りから少し離れ人通りも少ない閑静な住宅地に建つ二世帯住宅です。

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二世帯住宅は扉一枚を隔てて行き来することができますが、お互いの生活を尊重するため、光庭を共有しつつ干渉しない距離感をつくっています。気配を感じる程度に二世帯住宅は一体感を保っています。


【事例詳細】

・構造:木造(全般)

・敷地面積:200㎡〜300㎡未満

・予算帯:3,000万円以上〜3,500万円未満


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4:KKE 2つの大木に囲まれた庭が中心の家

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ケヤキとクスノキの大木がある庭を挟んで建つ二世帯住宅です。

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完全分離の二世帯住宅ですが、ウッドデッキで2つの家をゆるやかにつないでいます。

平屋だからこその大きな窓を設けることで、庭の景色を楽しみつつお互いの家族をつなぐ空間をつくりだしています。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:300㎡以上

・予算帯:5,000万円以上


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5:ミドリノイエ -屋上に庭のある家-

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4世代9人+1匹が暮らす2世帯住宅です。高齢者を含む親世帯を1階に、子世帯を2階に配置し、生活帯を上下階で完全に分離しています。

恵まれた周囲の緑を風景として取り込むため、南側の建物高さを北側よりも低く抑え、その屋根の一部を天然芝で屋上緑化した小さな空中庭園としています。これにより、北側に配置した2階ダイニングキッチンなどからも空中庭園越しに緑道の樹々を眺めることができ、本来ならば難しい北側の室内への通風や採光も可能となっています。

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屋上緑化は、日差しが最も厳しい南西部の屋根の遮熱性能を格段に向上させています。空調は屋根裏や床下空間を活用した全館空調とし、年中安定した温度環境を実現するほか、冬季には床暖房と同様の効果を発揮します。

周囲の景観を最大限に取り込み、随所に樹々の緑を感じられる“ミドリノイエ”となっています。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:200㎡〜300㎡未満


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程よい距離感を保つことができる完全分離型二世帯住宅の建築事例をご紹介しました。気になった間取り・建築イメージがありましたら、ぜひSuMiKaで建築家に相談してみてくださいね。


※この記事はSuMiKaの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。


文:SuMiKa編集部



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