森林や田畑に囲まれた緑豊かな風景の中に建つ、27坪程度のコンパクトな住宅です。コンクリートそのものの素材感が好みで、仕上げさえ不要という徹底的なオーナーのご希望に沿って、型枠コンクリートブロック造現しとしました。敷地の十分な広さを生かす為、長さを強調した平屋の平面計画とし、自然との調和を図り易い、低く構えて水平線を強調するデザインとしています。内部からも天井と同レベルで続く奥行きの深い庇が、風景を水平に切り取ります。