神楽坂の家

神楽坂から程近く、ご夫婦2人のための住宅です。
敷地は2面接道で、1方の道路は2Fレベルに、1方の道路は1Fレベルに道路があります。
そのため、敷地には高低差があり、崖条例をクリアするために建築物と一体の擁壁を設け、2Fレベルにある道路からアプローチ、エントランス、LDKを設け、地下に下りる感覚で1Fの主寝室や水回り空間へと続いていきます。その水回り空間からは1Fレベルにある道路(家の裏手にある近隣の方しか通らない行き止まり道路)へと出る事もできます。3Fは広めの書斎があります。
2FのLDKを中心にする事で、ご高齢のお施主様にも上り下りのご負担を最低限にする事を目指しました。
また朝日を浴びて力みなぎるダイニングで食事をしたいというのもポイントで、効果的に吹き抜けを設け、その高さをうまく操作する事で、複雑な斜線制限に抵触しないようにしました。
神楽坂という土地柄、和の要素を随所に取り入れ、
◼️黒の縦格子
◼️臙脂色のオープンキッチン
◼️藍色のトイレ空間
◼️土壁で素材感がありつつも馴染むエントランス収納
◼️軽やかでいて独創的、黒の縦格子を意識した鉄骨階段
◼️和風旅館を彷彿とさせる檜と黒タイルを使用した水回り空間　などなどをデザインしました。

SA Lab.一級建築士事務所

島崎将人

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主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。

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