大きな吹抜けを中心とした住宅です。
吹抜けは開放感を持たせつつ、適度に囲まれた落ち着いた環境としています。
窓際にはベンチ兼用の収納を設け、小さな天井を設けることで、公園の広場と木陰のような空間になることを意図しています。
また、生活動線上の中心にキッチンを配置し、収納を必要とされる位置に分散配置することで、家事動線の短縮を図りました。
建物構成に一つの流れを組み込むことで、それぞれの空間がより映えるような作りとしています。
アプローチから仄暗い廊下を通り、明るく開放的な吹抜け、そこから奥に引き込むように光を取り入れ、隣地の借景を経由してリビングのバルコニーに繋がっていく構成にしています。
天井高の変化や、素材の変化などを利用した、写真では伝わりにくい、体感を重視した住宅となっています。
奥へ引き込むアプローチ
開放感がありながら、落ち着くリビング
印象的な光の取り入れ方
希望の住宅規模、駐車台数を確保する為に、道路との高低差を利用した、高基礎とすることで、全ての要望を解決した。
また、隣地に住宅が建つ可能性を考慮し、リビングが少し高い位置に配置することで、将来的な採光、換気環境を確保している。
これまで、使ったことのない色を要望された為、1/20の模型を作成し検討を重ねた。
建具の引手なども、実物大の模型を作成し、検討を重ねた。
家づくりはとても大変でとても魅力的なことです。
設計者だけでは良い住宅は出来ません。
住まい手、設計者、施工者の全員が同じ目標の元進めていくことが良い住宅を作るポイントになる為、一緒に精一杯頑張って、家づくりを進めていきましょう!
公園のような場。
日々、動くたびに様々なシーンに出会うことが出来ます。
郡司建築工業所
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