中庭を囲うようにコの字型の間取りとしています。このことは八丈島の気候を意識したもので、どこの部屋も(床下も)通風が良好で湿気を防ぐ対策にもなっています。
各部屋から続く中庭は、家族や仲間など大勢が揃った時の集まりの場の一つになります。
◆八丈島は降水量、湿気、シロアリ、台風、塩害が多いので、屋根はSGL鋼板(マグネシウム入ガルバリウム鋼板)、外壁は米杉(レッドシダー)、床は高床式(通気の確保と容易な床下点検)、木材のホウ酸処理(シロアリ予防)による対策を施しています。
◆室内のゆとり、おおらかさ、解放感を演出するのに天井裏は造らず屋根の構造を現した造りとしていますが、そのことは万が一の湿気、結露、雨漏、シロアリの対策(早期発見)にもなっています。
◆中庭を囲うように寄棟の形態とすることで、八丈島特有の台風時の強風から家を守ります。中庭のデッキ部分には屋根を設け、雨の日が多い八丈島で屋外においても屋内的な使い方が出来るようにしています。
八生建設(東京都八丈島)
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