車と住まう家

都心から高速を飛ばして1時間ちょっと。自然環境に恵まれた日高の新しい住宅街に「車」を趣味にもつ家族の家が完成しました。 車は、今や私達の生活の一部になっていますが、車を運転する事や乗り心地、機能という部分を求めるだけではなく、車そのものを住空間の一部としてとらえる感性も最近は多く見られるようになってきたと思います。 この家も、いつも趣味の車を感じながら生活するシーンをコンセプトに設計を進めました。 南サイドに位置する吹抜けのあるリビングルームからは、中庭を通じインナーガレージ(住宅内部のガレージ)へつながり、ガレージとプライベートな書斎を隣接させ、家族の生活時間に関係なく自由に行き来ができ、趣味の車と常に向き合えるようにしました。また、車のデザインや雰囲気と住空間のデザインも共通したイメージを感じる事ができるよう考えました。 生活シーンや趣味といったライフスタイルを「住まいづくり」に活かすことは大変重要で、結果として住まう人の個性豊かな家が出来上がります。

All About「アーキテクトガレージ」にて特集紹介されていますhttp://autos.allabout.co.jp/s/0004/080306/

サカイデザインネットワーク有限会社 一級建築士事務所

酒井 正人

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