作品を展示するだけではなく現代美術のアーティストをプロデュースし、発信する「ギャラリーあしやシューレ」。芦屋の住宅街の角地にあるため、外観はシンボリックであり、かつ品のある佇まいが求められました。建物のシンボルでもあるスケールアウトした大きな木扉は道路からの短いアプローチにあっても、訪れた人々を非日常の世界へと引き込みます。展示空間は3.8mと2.1mの天井高の異なる2つの空間を回遊できるプランとなっています。絵画、彫刻、演劇、音楽など、分野にとらわれない発信の場としての「ギャラリーあしやシューレ」が芦屋の地に根付いていくことを期待しています。