鹿児島の家は大隅半島にある鹿屋市に建っています。
敷地は小高い丘の上にあり南西から西にかけて錦江湾が望め、北西には桜島が見える絶好の眺望がありました。
お施主さんの要望は錦江湾の奥に見える開聞岳を見ながら生活したいという事。
リビングを開聞岳の見える南西、朝日が入る北東に開き、和室からは遠く桜島も見える配置としました。
平屋として計画していますが屋根裏部屋を設けたり、回遊できる場所を2箇所設けたりして平屋として単調にならないように計画しています。
庇をぐっと出したプロポーションは、鹿児島の夏の暑い日差しを避け、台風の風を除け、桜島のからの灰よけます。深い庇と高い位置に設けた通風窓により梅雨の間でも窓が開けられるようにしています。
鹿児島の家は敷地と開聞岳を結ぶ直線に軸線を合わせています。小さな個人住宅ではありますが、地球規模の建物になったのではと思っています。
海の見える終の住処。海を見ながらのんびり生活します。
上谷田建設株式会社
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