大きな切り妻

南北に少し長く南東が道路に接道する計画地。 建物を西側に、空地を東側に取りました。
南面するところには吹抜の玄関。
そこを通して採光通風が取れるよう部屋とは引き戸で繋がっています。
LDKと外部は大きな開口でデッキに繋がり、吹抜も含め開放感があるように。
それら冬期に温熱的に不利な計画は1階床暖房と窓の下に設置した床下放熱器を使用する事で解消しています。
1階の天井の高さをぎりぎりまで低く検討、構造的な工夫で2階床を薄く、小屋組を表す事で２階の軒高さを小さく。 それらを合わせ可能な限り建物を低くし、西側隣家への採光と周囲への圧迫感を配慮しました。
全体の形は単純で低い大きな切り妻になっています。

プランプラン

山下 達朗

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