宇宙空間はほぼ絶対零度。暑くなった室温を宇宙に捨てるシステムがそらテクノロジー(株式会社ソロモンの特許技術)です。特に天気の良い日は気温が上昇しますが、同時に空が開けているときは放射冷却もしやすくなります。
冬季は、夏季とは真逆で、断熱扉を閉じ、室温を保温します。
UA値0.20W/㎡K、C値0.18c㎡/㎡
吉田兼好法師(徒然草)の一説、「 家の作りやうは、夏をむねとすべし*。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり」
現代は建物の断熱性能も上がってきました。特に高気密高断熱化することで室温の変化が減り、エアコンなどの冷暖房機器を使用する時間を減らすことができます。つまり快適時間が長くなります。しかし、夏は外気温も高く、人熱、調理熱、家電等の発熱で高気密高断熱は保温性が良いため、熱がこもりやすくなります。それでも冷房を付ければ直ぐに冷え、省エネでもありますが、より自然に熱を逃がして、快適な自然室温を好まれる方には最適かと思います。
私は、冬季はほぼ晴天の日が多い地域(浜松市)で暮らしていますが、石川県は、地域区分では同じ6地域でありながら、冬季は大半が曇天日で、積雪もあります。寒い地域でも冬季の日照率の高い地域では窓を大きくして、冬季の日射取得に努めるものですが、金沢市近郊は、南の日射取得を増やしても効果が得られない地域でしたので、いかに保温性を良くするかに注視しました。
また太陽光パネルを使った庇は、積雪が滑り落ちる角度で且つ、冬季の発電量を増やすようにしています。
地域の特性によって設計の考え方も変わっていきます。
株式会社ソロモン(オーナー)
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