都心の商業地域に建つ専用住宅です。
近隣は深夜営業の飲食店や事務所ビルが密集する地域で、外界の喧騒と臭いが気になる敷地条件に対し、高い断熱性と気密性、断熱性を有するツーバイフォー工法の木造耐火建築を採用しました。
形態は喧騒が気になる外界から、住処という異界に入り込む動線を強調した円形平面とし、上部をわずかに傾けることでシェル構造としての安定を図りました。
内壁は全体を左官による漆喰仕上げとして、外界と切り離れた洞窟のような空間を造り、調湿・蓄熱効果も高めました。
【2017年 ジェレミ・ステラ著「東京の家」青幻社 掲載】
認可された直後の木造耐火建築です/わずかな傾きを実現するため、微妙な角度は家具屋さんに加工してもらいました/漆喰はオリジナルの仕上げを開発しました
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