東京から車で約2時間。山梨県明野村に平屋の住宅が完成しました。
施主は日本生活25年のアメリカ人のご主人とクリエイターの奥様。
ご主人の定年後お二人で静かに暮らす家を望まれました。
大自然と向き合いながら暮らす終の住処。緩やかな屋根勾配をもつ平屋の家。
南アルプスに開く大きな窓。明るい光と涼しい風が通り抜ける快適な空間。
将来の生活環境を想定し、各部の寸法や材料の選定にも十分な配慮を行なうとともに
メンテナンスを極力少なくするため外壁にガルバリウム鋼板を採用しました。
高い断熱性と気密性を確保し、シェルターとしての性能がそのまま外観デザインに結びつきました。
内部は段差のない完全バリアフリーとし、床暖房を導入することで温熱環境の一体化を計りました。
トイレや浴室に寒暖の差をなくし、家の中の温度が緩やかのつながるように心がけています。
その他、パッシブな環境制御装置として窓の外側に木の格子戸を設け
夏の日差しを遮るフィルターと防犯としての機能を同時にもたせました。
その単純で素朴な装置は外観に柔らかな表情を与えています。
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