限られた予算の中で、S-Heartブランドを表現したダーツバーが求められた。
ダーツバーの要素である"ダーツ"と"バー"を、それぞれ"スローラインとマシン"、"バーカウンターとテーブル"というイメージに置き換え、そのイメージだけに光を当てることで暗闇に浮き上がらせるというコンセプトを掲げた。
黒の空間に浮き上がる赤はS-Heartのコンセプトカラー。エレベーターホールからまっすぐに伸びたスローラインの赤がダーツとバーの世界へと誘う仕掛け。プライベートにダーツに興じられるVIPルームは、赤の代わりに白を用いてプロジェクターの映像を流す、離れ的な空間とした。