
広島県庁の敷地内の空地の有効利用として、店舗やオープンスペースなど地域に開かれた場をつくる。市民にとっては、役所という普段用事がなければ行かない場所が公園のように日常的にふらっと訪れる場になる。一方、役所にとっては未活用の場所を使って賃料がもらえ、古い庁舎の維持管理費にも当てられる。相互にWINWINとなる、今後の公共建築の持続可能プロトタイプになりうるプロジェクト。
事業期間の約20年という時間軸を見据えた計画が求められたため、解体や移築が容易な木造での計画を試みた。防火地域であるため耐火木造が求められるところであるが、同等性能で準耐火木造仕様でつくることが可能な「延焼防止建築物」での計画とした。そのため、屋外の列柱や屋内の柱梁などシンプルなグリッド状の構造躯体を表しとして木の温かみが感じられる佇まいが実現した。
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