北側と西側は隣家、南側に両端の高低差が1.5m程ある坂道の道路。
東側は隣家の通路に面しており、わずかばかり開放性のとれる場所。
ほんの少し小高い丘の上に建つ立地の特性を活かし、家族が集まる場所(LDK)を2階に設えました。
住宅が密集する中、プライバシーの確保と西日に配慮しながらも、明るく風通し良く遠くに見える
山々や刻々と移ろう光や風、空を眺める事が出来、心地よい家族が集まる場所が出来ました。
また、LDKを中心に動線を回遊式とし、自然とコミュニケーションが図れる様になっています。
外観は黒いガルバリウム鋼板と白い塗壁でキリッとシャープに存在感を出し、室内は素材と
色合いのバランスを大切に、暖かみのあるとても落ち着いた仕上がりとなっています。
中でも床に使用した胡桃は、広葉樹でありながら柔らかく、とても肌触りの良い無垢材のフローリングです。
年月と共に、家族と一緒に経年変化をしていく様子が楽しみです。
①玄関扉まで続く長いアプローチは図面上では一見無駄に見えますが、距離をとった方が、室内へ入る期待度も高まります。
②眺望とプライバシーを確保する為、家族が集まる場所(LDK)を2階に設えました。
③LDKを中心に動線を回遊式とし自然とコミュニケーションが図れる様になっています。
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