玄関や庭に面している“土間”。家族や近所の人たちとのコミュニケーションの場として、汚れを気にせず自由に使える趣味の場として、開放的なくつろぎのフリースペースとして、さまざまな用途で活用できる土間は近年再び注目を集めています。
そこで今回は、土間のある住まいの建築事例をSuMiKa編集部が厳選しました。理想の住まいを考えるうえでのヒントにしてくださいね。
1:阿左美のいえ
アウトドア好きのご家族が暮らす住まいです。
自転車、キャンプ道具、バーベキュー道具、スキー用品など、増え続ける愛着のある道具をストレスなく収納できるよう、大きな外倉庫を設けています。
外倉庫と玄関を結ぶポーチには屋根がかかり、道具の清掃やメンテナンス、翌日の遊びの準備の場として、活動とくつろぎの場となっています。
玄関土間には薪ストーブが置かれ、玄関土間を含む大きな吹き抜けには本棚と東側の畑や山々の景色を楽しむための窓が設けられています。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
・敷地面積:300㎡以上
・予算帯:2,500万円以上〜3,000万円未満
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2:岩倉の家
閑静な住宅街の一角に建つ3階建ての住まいです。
玄関を入ると土間が広がり、2階までの吹き抜け空間となっています。現状は広場とした外部と繋がる土間空間となっており、ペットと遊んだり友人と話したりなど趣味を楽しむスペースとして活用しています。
将来的には個室をつくるなど暮らしに合わせさまざまに変化することができる設計となっています。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
・敷地面積:100㎡〜150㎡未満
・予算帯:2,500万円以上〜3,000万円未満
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3:Surfer's House
海の近くのサーファーズハウスです。
玄関土間を広く設け、大人の遊び場にしています。カフェのようなかわいらしい雰囲気にしたいという希望から、シャビーな雰囲気を出すため貫板に白塗装し、サンダー掛けして古びた感じを演出しています。
そのほか、天井をそのまま見せているので電気配線など鋼管カバーをあえて見せたり、既製品のものに造作部材を追加したりして、コストを抑えつつ、遊び心の詰まった住まいとなっています。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・予算帯:2,500万円以上〜3,000万円未満
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4:大原の家
インナーガレージのあるコートハウスです。
大きな中庭を西側中央に配し、中庭の東側にはエントランスを兼ねる土間を設けています。土間は中庭を挟んだ2つの空間を繋ぐと同時に、インナーガレージからの続きの間となり、閉塞しがちなガレージに中庭まで続く広がりをもたらしています。
光や風を運び入れる中庭は、人が行き交い視線が交錯することにより活動的な場として、また家族の憩いの場として、さまざまな行為のきっかけをつくる場となっています。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
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5:上川原の家
碓氷川のそばに建つ住まいです。
視線を高くすると川面がよく見えるので、土間に対しリビングを高くしています。横長に連続させた窓からは近くの田んぼや、対岸の木々に止まる鳥たちを眺め暮らすことができます。
南側には庭をしつらえ、多くの日差しや風を取り入れ、土間空間が外部と繫がるように、大きな窓を連続させています。明るく開放的な土間にはテーブルや椅子を置き、庭を眺めながら団らんできる家族の憩いの場をつくりだしています。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
・敷地面積:300㎡以上
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さまざま用途に使える土間のある住まいの建築事例をご紹介しました。気になった間取り・建築イメージがありましたら、ぜひSuMiKaで建築家に相談してみてくださいね。
※この記事はSuMiKaの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。
文:SuMiKa編集部
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