建築敷地は、京都南部の自然の四季の移り変わりを肌で感じ得れ、のどかな田園地帯でります。道路との敷地高低差は2mであり、これを上手く活用した週末邸宅・別荘であります。
都心での暮らしから雰囲気を変え、多忙なる業務からリフレッシュできる場としての活用を望まれた建築であります。
敷地前面180度にわたる景観を観れるよう配慮した外構・オープンテラスのデザイン・空間構成の構築を図ります。
外構であるアプローチ・オープンテラスは、メインにコンクリート打ち放し構造の柱の上にオリジナルデザインの特注照明の外灯をシンメトリックに配し依頼主の要望と周辺環境の向上に応えております。
住宅内は、客間の和室を除き、欧州・北欧のアンティーク家具・建具・建材を取り入れた仕様であります。
コンクリート打ち放しの柱の上に載せた特注外灯
癒しを味わえるオープンなスカイテラス
ヨーロッパ・北欧の重厚なアンティーク家具・建材
喧噪なる都会での日ごろの激務から癒せる空間構成。
田園地帯に向けたファサード・アプローチと連携したシンメトリックなコンクリート打ち放しの柱に特注外灯に囲まれたオープンテラスでの、カフェータイム、パーティーや、内部の重厚な歴史を有する家具に似合った空間は、その目的を果たしているとのお声を頂きました。
【依頼主さまと出会った、きっかけ】
当初、ハウスメーカーに依頼をして設計の着手金を支払い、住宅設計の打ち合わせをしていました。しかし、建物も外構もありきたりの建売住宅のようなプランだった為、友人に相談すると、その友人(金融機関)が知っている設計士さんがいるということで、ご紹介を受けました。
【住んでみての感想を、頂きました】
図面やパースなどで、完成した後の外観などを説明してもらっていましたが、出来上がると思った以上に良く家族はもちろんお客様にもとても好評です。特に薄暗くなって外灯がともると、何とも言えない雰囲気が出てみんなでテラスに出て食事・お酒を飲みながら、話にふけっています。
気に入っている家具も良く映えるように内装を考えてくれて喜んでおります。
外構のコンクリート打ち放しの柱と、その上の別注の照明機器は、思ったより金額はかかりましたが、それ以上のできばえで、建築費用をかけた甲斐がありました。