山が見える緑豊かな環境となっている。日常的に、ご実家のお母様やご近所の方がこの家を出入りし、取れた野菜の交換などが繰り返し行われている。そんな生活をされている。また、この辺りは大工の名手と言われる職人が多くいる地域で、この家もそんな大工さんによって建てられていた。しかし、そんな素晴らしい職人たちの仕事が今までは、天井で塞がれて見えなくなっていた。また、羨ましいまでに恵まれた立地環境に建ちながら、家の中からその姿を見る事はほとんど無いといった状況であった。今回リノベーションをするにあたり、近所の方がこの家を出入りしやすくなるよう北側に土間を設け、来客はここで土足のまま少しお茶をしながら休んでもらえる場所を確保した。この土間へは、奥様のご実家から、畑を介して辿り着く。土間の先にはキッチン、そしてリビングのような子上がりの畳スペースが続き、その先に大山の景色が広がるような構成となっている。畳スペースは、椅子のように座る事も、ごろごろ寝転がる事も出来るようになっている。天井は棟梁の仕事が見えるように天井を取り払い、解放感を出しすぎないようにするために、新旧を分けるように小さな天井をつくることとした
天井は棟梁の仕事が見えるように天井を取り払い、解放感を出しすぎないようにするために、新旧を分けるように小さな天井をつくることとした。
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