両親を見守ることのできる距離感で“終の棲家”を建てようという計画。法的には “敷地分割”をしつつも、物理的に仕切る必要はないので親側の敷地と一体使いをしています。
この家は敷地境界のラインとは関係なく、南北軸状にLDKを配置し、2階の書斎までを片流れの大屋根で包み込んでいます。そしてパブリックとプライベートを分ける壁を珪藻土壁にし、その壁に沿って太陽の光を取り込み、家の中を明るくしようというのが建主の発想でした。
構造上と温熱環境の観点から、1820mmピッチに屋根をつなげ、さらに夏の強い日差しを遮り冬の光をしっかり入れる勾配付きのルーバーを提案しています。
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