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暮らしのアイデア帖
2016年 5月 5日

子どもの集中力、知的好奇心を伸ばしたい!“できる子”に育てる家づくり術

暮らしのアイデア帖

子を持つ親にとって“子どもを育てる環境”は大きなテーマです。自立心や知的好奇心を育むことができる…、それは、家づくりからできるのです。中でも“親子がコミュニケーションできる間取り”は大切な要素。親の気配を感じられる間取りは、子どもが安心して過ごすことができ、勉強にも集中できるそうです。

そこで今回は、“できる子”に育てる家づくりのアイデアをご紹介します。

オープンなスキップフロアに子ども部屋を

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育みの家(ジャストの家)

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育みの家(ジャストの家)

LDKと一体の空間にスキップフロアの学習コーナーを設置。キッチンで作業するママとの目線を合わせてあるのがポイント。子どもたちは部屋にいながら、親の気配を感じることができ、宿題にも集中できそうです。リビングにいながら、ほどよく隠れた自分だけの空間。自分の部屋を持ちたいという子どものニーズも叶えられますね。

リビングに 機能的な“ハコ”を置く

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nr1977-(mihadesign)

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nr1977-(mihadesign)

こちらは、家族それぞれが寝室を持ち、かつ子どもたちがのびのび過ごせる空間をつくるため、2LDKの空間を一体にして、各自の空間を確保しています。

“ハコ”は、一見、こもった空間に見えますが、勉強スペースになっている上部分の視線が抜けるため、子どもたちは、いつでもリビングやキッチンで過ごす親の様子がわかります。“ハコ”は、階段をのぼったり、上部を回遊したり、座ったり…単純にスペースを区切るだけではない、高い機能性も魅力です。

リビングの壁を、学習スペースに

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巣鴨リノベーションギャラリー(株式会社 リブラン)

こちらはリビングの壁に、黒板とカウンターデスクを設置。子どもの学習スペースだけでなく、親の作業場としても利用できます。

黒板を使って勉強を教えたり、椅子を並べて一緒に読書したり…。親子が同じ空間で作業することで、お互いの世界を知ることができ、共に知的好奇心を伸ばすことができそうですね。

土間リビングに大きな黒板を設置して、
伸び伸びと

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土間リビングの家(有限会社FCD)

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土間リビングの家(有限会社FCD)

LDKとひとつながりになった広い土間が印象的。大きな黒板を設置することで、子どものクリエティビティを育む空間に。簡易テーブルや椅子を持ち運んだり、時にはアウトドアのようにピクニックシートを敷いて読書をしてみたり…。あえて何も置かないことで、遊びの延長として、自由な発想で空間をつかうことができそうです。

プレイルームに、いつでも声が届く高窓を

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吹き流しの家(山本嘉寛建蓄設計事務所)

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吹き流しの家(山本嘉寛建蓄設計事務所)

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吹き流しの家(山本嘉寛建蓄設計事務所)

こちらは、LDK、寝室、書斎、プレイルームを一列に配置。リビングと書斎はガラス戸で仕切ることで、書斎にこもっていても、リビングの様子がいつでもわかります。

親子がコミュニケーションをとるうえで、いつでも声が届くことも大切。個室であるプレイルームには、風通りを良くするための高窓が設置されており、心地よい風とともに、いつでも家族の声が届きます。

いつでもお互いの存在が感じられる、中庭

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yamaguchi-f house [ かさ成り ](a not-DESIGN)

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yamaguchi-f house [ かさ成り ](a not-DESIGN)

中庭を囲むように居室があるため、外からのプライバシー性は高いうえ、中庭を介して各部屋の様子がわかります。中庭は居室と同じ高さにすることで、空間に広がりが生まれるほか、各部屋への移動もスムーズ。

子どもたちは勉強、お父さんはリビングでくつろぎ、お母さんはキッチンで料理…同じ空間にいなくても、いつでもお互いの存在を感じていられます。

知的好奇心を育む、ライブラリー空間

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ライブラリーのある家(WHIM-design建築事務所×F憩家fika)

増え続ける本を収納したいとの希望から、単なる収納部屋ではなく、1階部分をライブラリー空間に。本に囲まれた空間で作業できるよう、カウンターデスクを設置。ライブラリーでそれぞれ好きな本を読んだり、親子で一緒に調べ物をしたり…。小さい頃から、自然に本に触れる環境をつくってあげられますね。

いかがでしたでしょうか?

子どもが安心して勉強ができるリビングの学習スペース、知的好奇心を育むライブラリーなど、オープンな間取りは、子どもにとってたくさんのメリットがありそうです。

“親子の視線が交わる”“互いの声が届く”“一緒に作業ができる”などのキーワードを、家づくりの参考にしてみてはいかがでしょう。

Text SuMiKa編集部

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