奈良町にある町家をコンバージョンしたブックカフェ。
古民家が並ぶ街に溶け込む静かな外観ですが、一歩足を踏み入れればオーナーが旅先で集めた古今東西のアンティークや書籍、音楽が詰まった濃密な時間が流れています。
そんな古いトランクの中みたいな奇妙なインテリアが、かつてシルクロードの終着駅だった奈良、地図に存在しない町である「奈良町」の町家カフェにはぴったりではないかと考えています。
施工:ハマダ工務店
カーテン:fabricscape
金物:上手工作所
撮影:笹倉洋平