東京都三鷹市、14坪の敷地に建つ建築面積7坪の狭小住宅です。
小さな住宅ですが、たくさんの部屋がほしい、というお施主様のご要望に応えるため、中央の螺旋階段のまわりに床下収納から屋上まで段々に上がっていくフロアを配置しました。
螺旋階段は上下動線というよりも、空間を切り替えるロータリースイッチのように、多様な風景を展開していきます。
お施主様がもともとお持ちだった飛行機のワゴンや電車のパーツなどを収納や手摺に利用したり、塗装をDIYで行うなどして、ローコストを実現しています。
外壁に吊るされた白いシートは工事現場の足場などで使われるメッシュシートで、風と光を通しながら道路からの視線を遮ります。