事務所最初の物件である。本幼稚園は1980年一部完成の後、3年後屋上塔屋を含む北半分が完成した。第1期と第2期の間に挟まれた空間には数個の色とりどりの球が、螺旋状に配置されているが、DNAをモチーフとしている。幼稚園は人格のDNAを形成する場所という観点から提案された。開口部と構造を視覚的に区別しているスケルトン構造は木造建築にヒントを得ている。道路に面した大きな開口部は、園児達の作品のウィンドウディスプレイに用いられ、道行く人々の目を楽しませてくれる。使用建材は、コンクリートやシナベニヤ等出来る限り、メーカー、品番の無い物を採用した。
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