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南側道路に面して大きな開口を設ける。断熱性のある中空ブラインドにより柔らかな光が出入りする。 | 南の家
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株式会社 KUデザイン
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・都市型狭小住宅
条件としては、敷地、予算ともに限られたものであり、また地盤も軟弱なため構造的にも堅固なものが要求された。
俗に言う狭小住宅であり、敷地(面積)による束縛が大きいが、その中でも、安全性・快適性を満たした上で、できるだけ性能(耐震性等)・機能を確保できるよう配慮した上で、イメージに合うよう空間のボリューム・構成のスタディを行った。
構造は、地盤に対する安全性・耐震性を考え(多少コストに負担がかかるが)鉄骨造を採用している(鉄骨造の詳細は、構造家の言葉、を参照)。
空間構成としては、シンプルな構成をベースとし、各階ごとに自律した空間を、階段(光の庭)を通じて垂直方向につなげていくものとした。
プラン上は、各階ごとに、できるだけ視線を遮るものを避けた構成としており、空間の分節は、階段の位置を調整することにより実現している。
断面・垂直方向の構成は、実際の住まい方とあわせて、建築の斜線による制限、低→高という空間による心理的効果などを考慮して決定している。

・空間・生活・イメージ
空間自体は多様な使われ方・生活シーンに対応できるよう、シンプルなボリューム・機能・見せ方を心がけている。
その上で生活の多様なシーンを演出する要素(材料・いろ・かたち・光やその他の仕掛け)を綿密に検討した上で空間の中に取り込んでいる。
特に、空間を可変なかたちで演出できる「光」は今回の住宅の中でも力を入れており、存在感を極力消しながら配置している。
建物・空間のイメージを形づくる要素としては、特に南側ファサード、階段部(光の庭)の2つに力を入れた。
それぞれ、外部との関係、内部空間のバランスを決定づけるものとしてデザインしている。
狭小住宅においては、できるだけ無駄をなくすという命題と、一つのものができるだけ多様なもの・意味を包含するという2つの異なるベクトルを持った命題が存在するが、
今回は限られた条件の中で、しかるべきバランスをもって実現化されたと思っている。

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株式会社 KUデザイン

内田 慶造

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主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
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竣工年
2002
部屋数
2
家族構成
単身(子供なし)
構造
鉄骨造
敷地面積
50㎡〜100㎡未満
延床面積
50㎡〜100㎡未満
外壁仕上げ
ラムダサイディング
屋根仕上げ
ガルバリウム鋼板
内装仕上げ
PB AEP塗装
床仕上げ
チークフローリング(無垢)
住設メーカー
e-kitchen
建ぺい率
60
容積率
160
予算帯
3000万円以上〜3500万円未満
所在地
東京都
ロケーション
都市
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