建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
暮らしのアイデア帖
2016年 7月11日

階段ひとつで、暮らしが一変!階段から考える家づくり

階段は、上下階をつなぐだけのものだと思っていませんか? 実はデザインを工夫することで、インテリアになったり、ベンチになったり、狭い空間を広く見せることだってできるんです。そこで、今回は、階段のいろいろなアイデアをピックアップしてみました!

アシンメトリーが目を引く、インパクトのある階段

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H-house 「走り回る家」(アーキテクト憧)

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H-house 「走り回る家」(アーキテクト憧)

空間を丸ごとデザインしてくれる印象的な階段。壁に切り抜かれたスリットは、小物を置く棚や、子どもたちの覗き穴にもなります。

オレンジやグリーンといったビビッドな色使いも効果的。不規則なスリット&ビタミンカラーで、リズム感あるリビングダイニングになりますね。

遊び心をくすぐる、浮いているみたいな階段

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みんなが楽しい住まい((株)バウハウス)

階段の踏み台が中に浮いているような、壁から生えているような、シンプルだけどユニークなデザイン。子ども部屋の階段なら、子どもたちはまるでジャングルジムのように、階段を使って駆け回りそう。

圧迫感がなく、ロフトなどをつなぐちょっとした階段が欲しいときに重宝しますね。

らせん階段で、空間に“抜け感”をプラス

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らせん階段とお庭が素敵な家(株式会社住ま居る)

リビングを吹き抜けにして、2階までをらせん階段でつなぐことで、空間に抜け感が生まれます。

らせん階段は、設置にスペースをとらないのもメリットのひとつ。またデザイン的にも目を引くので、空間を印象的に演出したいときにもおすすめです。

小さなリビングもストリップ階段で大きく見せる!

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~ガラスの廊下とストリップ階段で光あふれる住まい~(アンハウス株式会社)

空間を広くみせるなら、ストリップ階段もひとつの方法です。ストリップ階段とは、骨組みが丸見えの階段のこと。スケルトン階段やオープン階段などとも呼ばれています。

オープンなデザインなので、圧迫感がなく、空間に広がりを出したいときに最適。観葉植物などを置いて棚のように利用できるのもいいですね。

スキップテラスでカフェ空間を演出

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Spring Terrace -すきっぷてらす-(TAS高橋洋臣e久美一級建築士事務所)

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Spring Terrace -すきっぷてらす-(TAS高橋洋臣e久美一級建築士事務所)

階段の種類でいうと、上の写真は「踊り場つき折り返し階段」、下の写真は、途中でL字型に折れている「踊り場つきかね折れ階段」なのですが、この踊り場を広くとると、スキップフロアになります。

さらに、スキップフロアを外につくるとテラス空間に。LDKとテラスが一体となっているので、LDKが視覚的に広くなるのも魅力です。

テラスにテーブルと椅子をセッティングすれば、心地いいカフェ空間の完成です。休日はテラスで過ごす時間が長くなりそうですね。

段差をゆるやかにすれば、愛犬との暮らしも◎

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まわる家/愛犬目線でつくる家(米村和夫建築アトリエ/風のアトリエ)

こちらは、飼い犬であるコーギー犬の足腰に負担にならないよう、階段の段差をゆるやかに設計した階段。犬だけでなく、人にも優しい階段です。

ふつうの階段よりも長くなる階段の壁面は、書庫にしたり、旅の思い出の品やポストカードを飾るギャラリースペースとしても。階段に腰を下ろして、愛犬とのんびり過ごすのもいいですね。

空間の主役になる、リビング階段

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「日溜まり」の家((有)AIKO環境計画)

どーんとLDKの中央に鎮座するリビング階段。実はこれ、上下階をつなぐだけでなく、“居場所”としても楽しめるというもの。

階段に座って本を読んだり、太陽の光を楽しんだり…、家全体を見渡すことのできる特等席。階段を家の“主役”にする…、新しいアイデアですね。

いかがでしたでしょうか?

階段とひと口にいってもその種類もデザインもさまざま。同じ階段でも設置場所ひとつで印象も使い勝手もがらりと変わります。ストリップ階段にすることで部屋をすっきりと開放的に見せられますし、スキップフロアにすれば、階段下に広い収納スペースをつくることができます。

さらには、手すりの素材やデザインでもがらりと印象が変わります。

また、デザインだけでなく、階段の勾配や幅は、上り下りのしやすさや安全性も考慮したいもの。段の先(段鼻)には滑り止めとなるノンスリップをつけたり、手すりを設けるなどの考慮も必要です。踏み外し事故が多いといわれる最上段と最下段の壁にはフットライトを設けるのもおすすめですよ。

ライフスタイルに合った階段を、ぜひみつけてみてくださいね。

Text SuMiKa編集部

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