フラワーアパートメントはJR津田沼駅から徒歩15分、果樹園やにんじん畑といった郊外の風景のなかに建つ中庭型の賃貸集合住宅。全8戸が陽光と眺望を様々な角度から愉しめるように放射状の花型プランとし、屋根にカタカタの段差をつけた。各戸へは道路から中間領域的な中庭[La-pa]にアプローチし囲われた空を眺めながら入る。6戸のL型プランは、そのワキの下のようなカタチからデッキテラス、築山の庭へと眺望が導かれプライベートな領域が放射状に広がる。それは植物の枝のように陽光や風通し、眺望の可能性を求めて枝葉分れする。同様に2戸のメゾネット型も多層に枝分かれしながら、南の高窓や北の間接光を取入れるべく垂直方向へと伸びている。
協同設計:bews
構造設計:佐藤淳構造設計事務所
施工:阿部建設
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