「デザイン建直しスクール」は、建替えられる桑沢デザイン研究所の校舎を使って、様々なジャンルのデザイナーが、与えられた教室で学生と一緒に空間体験ワークショップをするという企画です。
私達には、「BombaySapphire」のマティーニグラスのコンペ入賞作品を教室一室を使って展示するというお題が与えられました。
BombaySapphireの梱包箱を天井から大量に吊り下げ、吊り詰めた箱の下を潜り抜けると作品展示スペースが広がります。水中の洞窟に潜って行くと中で空間が広がっているような、そんな空間体験を通して取り壊されて新しくなる桑沢デザイン研究所の未来へのオマージュです。
途中、息がつけるように小さなスペースを用意しました。そこにはイカ釣漁船のイカ球にスワロフスキーのビーズを施したシャンデリアをが吊り下がっています。
そしてこのイカ球は、いま納谷事務所の打合せテーブルの上で輝いています。
①学生と一緒にワークショップをして作りました。
②BombaySapphireの梱包用段ボール箱を天井から吊るしました。
③イカ球にスワロフスキーのビーズでシャンデリアを作りました。
展示スペースの一角に使うシャンデリアをイカ釣り漁船のイカ電球にスワロフスキーのビーズをレースのように編んで包みました。
そして、そのイカ玉シャンデリアは、今事務所の打合せテーブルの上で輝いています。
海中洞窟
息を止めて水中を進んでいくと海中洞窟に抜けるように、ここでは低い天井を腰をかがめて進んでいくとマティーニグラスの展示スペースに出逢います。
中村和基(元スタッフ)、高橋正嘉(元スタッフ)
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