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【アプローチから縁側テラスへ】南側アプローチからは北側の路地まで視線が抜けます。路地から屋内土間までの間に庭とテラスを重ねて配置することで奥行きをつくり、ほどよい距離感で街と暮らしを繋げます。写真:西川公朗 | のがたのいえ ― 2 つの路地に開かれた庭と土間
のがたのいえ ― 2 つの路地に開かれた庭と土間
一級建築士事務所ikmo

のがたのいえ ― 2 つの路地に開かれた庭と土間

【アプローチから縁側テラスへ】南側アプローチからは北側の路地まで視線が抜けます。路地から屋内土間までの間に庭とテラスを重ねて配置することで奥行きをつくり、ほどよい距離感で街と暮らしを繋げます。写真:西川公朗 | のがたのいえ ― 2 つの路地に開かれた庭と土間
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敷地は東京都心に隣接した様々なカルチャーが交錯するエリアで、住民のみが通る路地のインフラを維持する組合をつくり、コミュニティを大切にしている地域です。高齢化により空家や単身者向けアパートが増え、街は雑然とし日中は人が少なく路地は閑散としていました。敷地は南北2面で路地に面しており、フットプリントを小さくした3階建てとして南北にそれぞれ庭を配置し2つの道に開く住宅としました。
主な生活スペースを2階以上とし、1階は仕事場と工作や接客スペースとして使える土間空間として、庭にひらいています。仕事場には日中路地を見守る大人がいて、子どもたちは路地が広がったような庭で遊ぶ、安心して暮らせる環境をつくります。2階の生活スペースはテラスや出窓を介して庭と繋がり、街とほどよい距離感で落ち着いて暮らせる設えの工夫をしています。アクティブな建て主の暮らし方に合わせ、大きなテーブルのある広いダイニングキッチンに対して、リビングは小さな居場所を家じゅうにちりばめ、家族それぞれが様々な場所で過ごせる住宅としました。
土地探しから家づくりのご協力させていただき、いろいろな土地を一緒に見て感覚を共有しながら家づくりを行いました。街や路地の雰囲気、2面で接道する土地の面白さを気に入られて土地を決定し、その思いを大切にしながら建築計画を進めました。

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一級建築士事務所ikmo

比護 結子

設計事務所会員
設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
通常営業中です
竣工年
2023
部屋数
2
家族構成
夫婦(子供あり)
構造
木造軸組住宅(在来工法)
敷地面積
50㎡〜100㎡未満
延床面積
50㎡〜100㎡未満
外壁仕上げ
サイディング、一部モルタル+シリコン塗装
屋根仕上げ
ガルバリウム鋼板 縦ハゼ葺き
内装仕上げ
石膏ボード+EP塗装 等
床仕上げ
コンクリート金ゴテ押さえ+撥水剤塗布 等
建ぺい率
45
容積率
103
予算帯
3500万円以上〜4000万円未満
所在地
東京都
ロケーション
都市
家づくりチーム

施工:吉田工務店

植栽デザイン:温室