広い敷地を活かし平屋のゆったりとした間取りとしました。敷地が駅直近ということで人通りが多いため、庭に対してオープン過ぎ計画は避け、建物の中に半屋外的な「インナーコート」を設けています。インナーコート上部に設けた二つの天窓からは自然光が差し込み、平屋で大きなこの住宅の暗くなりがちな中心部に大きな恩恵もたらしています。仕上げには自然素材、特に地産材である西川材の杉材や檜材を多用するとともに壁面はしっくいとし、木の香あふれ清浄感漂う室空間となっています。また大きな屋根面を持つ特性を活かし、太陽光発電システムも導入しています。
設計のご相談を受けたとき、建築主はご自分で作った計画案を無数(!)にお持ちになっていました。
たくさんのこだわりがある中で、僕の提案をすんなり受け入れて下さったのが印象的でした。
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