建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
川に近づくデッキテラス。リビングから直接出れる広いデッキテラスを作りました。 | 北茨城の平家 〜川に寄り添う二世帯住宅〜
北茨城の平家 〜川に寄り添う二世帯住宅〜
納谷建築設計事務所

北茨城の平家 〜川に寄り添う二世帯住宅〜

川に近づくデッキテラス。リビングから直接出れる広いデッキテラスを作りました。 | 北茨城の平家 〜川に寄り添う二世帯住宅〜
キャンバスに追加する
写真を拡大する
もっと見る

小さな川だけど、鮎が遡上し太公望が竿をのばす清流沿いに、南に向いた平家の住宅を計画しました。

川も南、全ての部屋を川に向かって並列に並べ、川に近づき南から太陽の光を存分に享受できる環境を最初に用意しました。

もっと川に近づくことはできないか。

全ての部屋をグランドレベルから数段掘り下げてみました。掘下げた分、天井も高くなりダイナミックな空間を手に入れました。外のデッキテラスもリビングからの延長で川に近づきました。

籠り感と開放感を同時に手に入れ、川に寄り添う矩形の住宅ができました。

1この事例、ここを見てください!

①川に沿って長方形の長い平家。
どの部屋からも川が感じられ、南に向いた部屋にしています。

②高いリビングの天井とデッキテラス。
地面を掘り下げ、その分天井の高いリビング・ダイニングができました。

③豊富な収納。
北側の廊下に沿って長い収納を作り、家の断熱と全面道路の遮音にも役立つ様にしました。

2理想の暮らしの実現のため、こうして私は課題を解決した

道路と川に挟まれた広い土地でしたが、細長い形状で奥行きを確保するのが難しい土地でした。
その土地の特徴を利用して、細長くても生活しやすく道路の音が気にならないプランを提案しています。また、せっかく川があるので、その川を楽しめる様にリビングの床を掘り下げ、リビングから直接使えるデッキテラスを用意して川に近づける様にしました。

3これから家づくりを考えている方へ

一般的には敬遠される土地でも、短所を克服して、長所を伸ばす建て方があります。
むしろ、それがオリジナリティを産んで、他にはないあなただけの家に近づく手立てになるかもしれません。
気になる土地があったら、ご連絡ください。

4この事例を、何かにたとえるなら?

羊羹
見たままです。道路側から見ると焦げ茶のガルバリウムに包まれた羊羹みたいだと言われました。住宅には見えなかった様ですね。

納谷建築設計事務所のプロフィール写真

納谷建築設計事務所

納谷学

設計事務所会員
設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
通常営業中です
部屋数
4
家族構成
二世代世帯
構造
木造軸組住宅(在来工法)
敷地面積
300㎡以上
延床面積
100㎡〜150㎡未満
外壁仕上げ
ガルバリウム鋼板 縦ハゼ葺き
屋根仕上げ
歩行用シート防水
内装仕上げ
PBの上、EP2回塗り
床仕上げ
土間、フローリング、カーペット、畳
住設メーカー
TOTO、CERA、太陽金物
所在地
茨城県
家づくりチーム

太田諭

かい構造設計 寺門規男