眺望のいい丘の上に建つ異なるタイプ5住戸の小さな集合住宅です。
北側接道の東西に長い敷地に対して、南側に間口いっぱいに開口を取り光をふんだんに享受するため、開口の大きく取れる鉄筋コンクリート3階建の偏平ラーメン構造としています。
そして、そのコンクリートのフレームの中にアルミで包んだ水回りをプロダクトのパーツのように組み込んでいます。
光溢れる、眺望の良い小さな集合住宅ができました。
設計担当:納谷建築設計事務所/納谷学 飯沼アトリエ/飯沼安裕
構造設計:かい構造設計 寺門規男
施工会社:大同工業株式会社
敷地面積:230.01m²(69.58坪)
延床面積 : 266.46m²(80.60坪)
1階面積 : 111.89m²(33.85坪)
2階面積 : 117.42m²(35.52坪)
3階面積 : 37.15m²(11.24坪)
構造形式:RC扁平ラーメン構造
掲載誌 :
『Lives 2003 WINTER』
『建築MAP 横浜鎌倉編』
『HANAKO 2000.02.09号』
『マンスリーM 2000.12号』
『新建築住宅特集 2001.1月号』
『pen 2001.02.15号』
『日経アーキテクチャー 2001.03.09号』
①5住戸、全て違うタイプの住戸にしています。
さまざまなタイプの住戸を用意して、不動産的にも募集しやすい形態となっています。
②全住戸が、南向きで大きな開口があります。
丘の上という土地の利点を活かすため、大きな開口を設けました。
③間口が大きく、奥行きの浅い住戸を計画しました。
世の中の賃貸マンションのほとんどは、間口が狭く奥行きの長い部屋を作って住戸数
を確保しています。土地の利点を読み込み、最大限の効果を得るため間口を広くし
て、光溢れ風が抜ける賃貸住宅として提案しています。
飯沼アトリエ 飯沼安裕
かい構造設計 寺門規男
大同工業株式会社