土地区画整理事業で切り売りされた土地で周辺環境がまだ整う前の設計となりました。周囲の土地はしばらく建築の予定がなかったものの、敷地の形状や道路付けなどから建築される建物を想定しながら近隣の神社の緑を取り込むプランとしました。
お施主様の手持ちの北欧家具の一つである丸いダイニングテーブルにヒントを得てくの字型プランを提案して受け入れていただきました。
結果、借景を取り入れながら周囲の視線を気にせずに生活できる落ち着いた住まいが完成しました。
北欧家具や雑貨を多く取り入れ設計段階からレイアウトなどをお施主様と一緒に造り上げた作品です。
SOHOとしても利用することから様々な環境で仕事ができるように書斎が散りばめられているのも特徴です。
写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、くの字型のプランがこの環境にとてもマッチしています。
周辺に建つだろう建物を想定しながら「今」だけでない快適な環境を追求しました。
建物を建てている間もお施主様が新しい雑貨を手に入れたりと様々な変更を加えて完成しました。