下町の中小工場街、工場と工場の隙間のような狭小敷地に建つ住宅です。
住宅の北側で面する街路に大きく開いた開口と階段室、平面をやり繰りしてつくった隙間空間を採光のコアとし、細長のボリューム全体に自然光が行き渡る工夫をしました。
また、階段室に面した居室の壁にジャロジー窓や光が透過するハッチを設けて、建築全体の通風・換気にも配慮しました。
【1998年 新建築社「住宅特集」掲載】
狭小住宅で階段室と小さな隙間スペースをコアにした採光・通気方法/動線だけでない階段室の使い方/ローコストな素材の活用
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