新潟市内北区に在る古い住宅地の中、袋小路に建つ小さな住宅。求められたのは色々な居場所。色々な使い方。
小さな家の中に背の低い真っ白なトンネルを設け、表通りと袋小路を結ぶ道とした。生活は白い道から展開する。そこの上下左右に諸室を配置することで、
部屋から部屋への移動には必ず白い道を通るように計画している。低いところから高いところ、暗いところから明るいところ、狭いところから広いところ。
そういった明暗や濃淡を家の中での移動や、季節の移ろいで感じることができる。
この家では外とか中とかの敷居なく、自由奔放に横断することで、思いもよらぬ出来事や物語が沢山生まれることを期待しています。
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