鎌倉は国道134号線、江ノ島電鉄横の崖上の湘南海岸や江ノ島など相模湾を一望できる敷地に建つ住宅の建て替えである。元の建物に竹がふんだんに使用されており、オマージュとして竹を再利用する事とした。崖にへばりつくように建つ地下部分は躯体を活かして室内をリフォームし、1、2階は木造として建て替えた。眼下の景色を全ての部屋から眺望できるようなシンプルなプランを採用、大きなガラスにより海と一体感のある気持ちの良い住宅を実現している。特に浴室はフルオープン出来る窓とするとともに周辺からの視線を遮蔽し、開放感ある浴室としている。木造らしいリズミカルな表しの梁や再利用した竹による天井などにょる内観と相模湾の眺望で満たされた贅沢な空間の住宅となった。
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