旗竿地に建つ半地下住戸のある長屋の計画。地下階住居の容積率緩和と庇及び屋外階段の建ぺい率緩和などを駆使し、オーナ住戸含めて8戸の住宅を実現している。賃貸部分は約32㎡の1LDKを7戸計画し、若い夫婦やSOHO等の使用を考慮した住戸とした。賃貸住戸2戸分で計画したオーナー住戸はホームEVを設置し将来にわたるバリアフリーに対応すると共に、所謂屋根裏部屋や各所にバルコニーを設け、64㎡という法規上の面積以上(実際の床面積は70㎡を超える)の住空間を確保出来た。都内の第一種住居専用地域の旗竿地で可能となる集合住宅の一つの回答が成し得たプロジェクトである。
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