田園調布に建つ一部上場会社社長宅である。お施主曰く、町並み景観とマッチさせ重厚感の中にシンプルさを演出させて欲しい。重厚感を出す為、外壁に割り肌タイルを使用、屋根はあまり重くならないよう出をあえて少なくし、又北側斜線で水平のラインが分断されぬよう道路左側の一部をわざと雁行させることで解決させている。雁行させたファサードは下からのライトアップと間接照明で、夜になると割り肌仕上げの外壁がほんのりと浮かび上がるよう配慮した。常に意匠が嫌味の無い様注意しながらスケッチを心がけている。
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